「副業って若い人がやるもの、60代の自分には関係ない…」と思っていませんか? 実はいま、シニアの副業市場はここ数年で大きく変わっています。スマホやパソコンひとつで在宅からできる仕事が増え、長年の経験や知識を活かせる案件も急に増えてきました。定年後の収入不安を感じている方、年金だけでは少し心もとないと感じている方、体は元気だからもうひと働きしたい方——この記事はそんな方に向けて書いています。
60代・70代で副業を始めた方の話を聞くと、「最初は不安だったけど、やってみたら意外とできた」という声が多いです。若い頃とは違い、焦る必要はありません。自分のペースで、無理のない範囲から始めることが長続きの秘訣です。
この記事では、2026年現在の高齢者・シニア向け副業の実情と、具体的な始め方をまとめています。数字はあくまで目安であり、実際の収入は個人差がありますが、現実的な全体像を把握するきっかけにしていただければと思います。
2026年、シニアの副業事情はなぜ変わったのか
リモートワーク定着とデジタル化が追い風に
数年前まで、副業といえば「体を使う軽作業」か「近所での単発バイト」が主流でした。しかし2020年代のリモートワーク定着と、AIツールの普及によって状況が大きく変わっています。
いまは自宅のパソコンやタブレット一台で、文章を書く仕事、アンケートに答える仕事、オンラインで人に教える仕事など、多様な選択肢が生まれています。移動の負担がなく、体力的に無理のない範囲で続けやすいのがシニア世代にとって大きなメリットです。
また、クラウドソーシング(インターネット上で仕事を受注するサービス)の利用者が増えたことで、企業や個人が「シニアの経験・知識」を求める案件も目立ってきました。長年の会社勤めで培った専門知識や、子育て・家事の経験が「商品」になる時代です。
年金だけでは不安という現実
2026年時点で、公的年金の平均受給額(夫婦世帯)は月20万円前後が目安といわれています。物価上昇や医療費の増加を考えると、「もう少し収入があれば安心」と感じるシニア世代が増えているのは自然なことです。
副業で月に数万円でも収入が加われば、生活の余裕は変わります。「孫へのプレゼント代」「趣味の費用」「緊急の出費への備え」など、使い道は人それぞれです。大きく稼ぐことよりも、無理なく続けられる副収入を得ることが、シニア副業の現実的なゴールといえるでしょう。
60代・70代に向いているシニア副業10選
① ライティング(文章を書く仕事)
ブログ記事やコラム、レビュー文を書いて報酬をもらう仕事です。特定の分野での経験や知識があると、単価が上がりやすい傾向があります。料理、旅行、医療・介護、家事節約など、長年の生活経験がそのまま武器になります。
クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングサービスに登録して仕事を探すのが一般的な始め方です。最初は文字単価が低くても、実績を積み上げることで徐々に収入が安定していくことがあります。
② アンケートモニター
企業のアンケートに回答したり、商品を試して感想を伝えたりする仕事です。1件あたりの報酬は数十円〜数百円と少額ですが、スキマ時間にスマホでできるため、気軽に始められます。
大きな収入にはなりにくいですが、副業の「最初の一歩」として取り組む方は多いです。マクロミルやリサーチパネルなどに登録するとアンケート案件が届きます。
③ ハンドメイド・手芸品の販売
編み物、陶芸、木工、刺繍など、趣味でつくっていた作品をminneやCreemaといったハンドメイド販売サイトで売ることができます。趣味を続けながら収入も得られるため、精神的な満足度が高い副業です。
写真の撮り方や商品説明の書き方次第で売れ行きが変わるため、はじめのうちは試行錯誤が必要ですが、慣れてくれば自分のペースで続けられます。
④ オンライン家庭教師・講師
学生時代に得意だった科目や、仕事で身につけた専門知識を教える仕事です。ZoomやSkypeを使ってオンラインで授業ができるため、移動の負担がありません。
英語・数学・書道・料理・家庭菜園など、ジャンルは幅広く、最近は「シニアが教える昔ながらの家事知識」を求める若い世代も増えています。
⑤ 写真・動画販売
旅先や日常で撮った写真を、写真素材サイトに登録して収入を得る方法です。PIXTAやShutterstockなどに登録できます。1枚売れるごとに小さな収入が入る仕組みで、一度登録した写真は何度でも売れる可能性があります。
スマホで撮った写真でも登録できるため、特別な機材は必要ありません。ただし、選ばれる写真には一定の傾向があるため、リサーチが必要です。
⑥ ブログ・SNS運営(広告収入)
趣味や経験をブログやSNSで発信し、広告収入やアフィリエイト(商品紹介料)を得る方法です。始めるのは無料でできますが、収入が安定するまでには時間がかかります。
「すぐに稼げる」とは言い切れませんが、長く続けることで資産になる副業のひとつです。書くことが好きな方や、特定の趣味・知識を発信したい方に向いています。
⑦ データ入力・事務作業
企業から依頼されたデータをパソコンに入力する仕事です。パソコンの基本操作ができれば始めやすく、クラウドソーシングサービスで案件を探せます。
時給換算すると高くはありませんが、コツコツと作業することが得意な方には向いています。正確さと丁寧さが評価されるため、几帳面な性格の方に合っている副業です。
⑧ 相談・コンサルティング
会社員時代の専門知識や経験を活かして、他の人の相談に乗る仕事です。経営、人事、会計、技術など、長年携わってきた分野があれば、その知識が求められる場面はあります。
ビザスクやMENTAなどのマッチングサービスを使えば、個人でも相談受付を始めることができます。1時間あたりの報酬の目安は数千円から数万円と幅があり、実績や専門性によって変わります。
⑨ 翻訳・通訳
英語や中国語など、語学スキルがある方向けの副業です。書類の翻訳や、オンライン会議での通訳補助など、在宅でできる案件があります。
専門的な翻訳(医療・法律・技術)は単価が高い傾向がありますが、それだけ高い精度が求められます。語学が得意で、文章を丁寧に扱うことが好きな方に向いています。
⑩ 動画編集・音声編集の補助
YouTubeやPodcastの制作をする人向けに、素材を整理したり簡単な編集補助をしたりする仕事です。完全な編集スキルがなくても、字幕の修正やファイル整理などの補助作業から始められる案件もあります。
デジタル作業への慣れが必要ですが、専用のスクールや教材で学びながら始める方も増えています。
シニアが副業を始めるとき、正直なところどう感じるか
ぶっちゃけ、最初はみんな不安です
副業を始めた60代・70代の方に話を聞くと、最初は「本当にできるのか」「騙されないか」「時間を無駄にしないか」という不安が大きかったという声が多いです。それは自然なことです。
実際に始めてみると、「意外と簡単だった」という感想もあれば、「思ったより難しかった」という感想もあります。大切なのは、最初から完璧を求めないことです。少額でも、まず一回「自分で稼いだ」という経験をすることが、次のステップへの自信につながります。
家族の反応はさまざまです
「いい歳してそんなことしなくていい」と言う家族もいれば、「応援するよ」と言ってくれる家族もいます。副業への理解を得るには、どんな仕事をするのか、どれくらい時間を使うのか、目的は何かを具体的に話すことが大切です。
無理に説得しようとするよりも、小さく始めて「こんなことができた」という実績を見せる方が、家族の理解を得やすいことがあります。
詐欺や怪しい話には注意が必要です
「簡単に月○万円稼げます」「今すぐ登録すれば○○プレゼント」といった勧誘には注意が必要です。副業の世界には残念ながらトラブルも存在します。
信頼できる副業を選ぶポイントは、「登録や初期費用が不要か」「会社情報が明確か」「口コミや評判を確認できるか」の3点です。判断に迷ったら、一人で決めず、家族や信頼できる人に相談することをおすすめします。
シニアが副業を始めるための具体的な手順
ステップ1:自分の「強み」と「できること」を整理する
まず紙に書き出してみましょう。長年の仕事で身につけたスキル、趣味や特技、人に教えられること、得意な家事や料理——意外と「これができる」という項目が多いことに気づくはずです。
強みの整理ができたら、それを活かせる副業の種類を絞り込みます。「文章を書くのが好き→ライティング」「手先が器用→ハンドメイド」「英語が話せる→翻訳・通訳」というように、自分の強みと副業をつなげて考えると始めやすくなります。
ステップ2:パソコン・スマホの基本操作を確認する
在宅副業のほとんどは、パソコンかスマホが必要です。電源の入れ方やインターネットの検索は問題なくできても、メールの添付ファイル操作や、アカウント登録の手順で戸惑う方もいます。
不安な方は、地域の公民館やシニア向けのパソコン教室を利用するのもよい方法です。「スマホ一台で始められる副業」から試してみるのも、ハードルを下げるひとつの工夫です。
ステップ3:クラウドソーシングに登録してみる
クラウドワークスやランサーズは、仕事を探すための無料のプラットフォームです。まず登録して、どんな仕事があるかを眺めるだけでも、副業の全体像がつかめます。
最初は「応募する」より「見てみる」だけでも大丈夫です。気になった案件の条件や内容を読んでいくうちに、「これなら自分にもできそう」と感じるものが出てくるはずです。
ステップ4:小さく始めて、少しずつ積み上げる
いきなり大きな収入を目指すより、最初は「月に数千円でも稼いでみる」という目標から始めることをおすすめします。小さな成功体験が、続けるモチベーションになります。
最初の数ヶ月は収入より「経験」を積む期間と割り切り、焦らずに進めることが長続きの秘訣です。副業は一夜にして稼げるものではなく、積み上げていくものです。
ステップ5:スキルアップが必要なら学ぶ選択肢も
「もう少しちゃんと学んでから始めたい」と思う方には、オンラインスクールを活用する方法もあります。副業に特化した学習サービスとして、NewMAの公式無料相談を活用すると、自分に合った学び方の相談ができます。
無料相談では、「何から始めればよいか」「自分のスキルで何ができるか」を具体的に確認することができます。相談するだけで費用はかからないため、迷っている段階でも利用しやすいです。
シニア副業のよくある質問(FAQ)
Q1. 60代・70代でも副業は始められますか?
始められます。体力的な負担が少ない在宅副業は、年齢に関係なく取り組める仕事が多くあります。パソコンやスマホを使った仕事はもちろん、手芸や趣味の販売など、デジタルが得意でない方でも始めやすい副業もあります。
ただし、実際に収入を得るまでの時間や難易度は副業の種類によって異なります。「すぐに稼げる」という保証はなく、継続的な努力が必要なことは理解しておいてください。
Q2. どのくらいの収入が見込めますか?
副業の収入は、取り組む種類・時間・スキル・継続期間によって大きく変わります。月数千円から数万円が現実的な目安として語られることが多いですが、これはあくまで参考であり、個人差があります。
「月○万円確実に稼げる」という副業は存在しません。収入の目安はあくまで参考として捉え、実際には自分で試してみることが大切です。
Q3. 副業を始めると税金はどうなりますか?
年間の副業収入が20万円を超える場合、確定申告が必要になることが一般的です(給与所得がある場合)。詳細は国税庁のウェブサイトや、お近くの税務署で確認することをおすすめします。
マネーフォワードMEやfreeeなど、家計・会計の管理アプリを使うと、収入と支出の記録が楽になります。副業を始めた段階から記録をつけておくと、後々の手続きが簡単になります。
Q4. 詐欺や怪しい副業を見分けるにはどうすれば?
「初期費用が必要」「登録するだけで稼げる」「友人を紹介すると報酬がもらえる」といった特徴がある副業には注意が必要です。正規のクラウドソーシングサービスや、きちんとした会社名・運営情報が公開されているサービスを選ぶことが基本的な見分け方です。
不安な場合は、消費生活センター(電話番号:188)に相談することもできます。
Q5. パソコンが苦手でも副業はできますか?
できます。スマホだけで始められる副業(アンケートモニター、ハンドメイド販売など)もあります。パソコン操作に不安がある方は、まずスマホを使った副業から試してみるとハードルが下がります。
地域のシニア向けデジタル講座やスマホ教室を活用しながら、少しずつ慣れていく方法もあります。焦らず、自分のペースで取り組むことが大切です。
副業で失敗しないための5つのポイント
ポイント1:「すぐ稼げる」に飛びつかない
焦る気持ちはよくわかります。でも「今すぐ大きく稼げる」という副業には、リスクやトラブルが隠れていることがあります。地道に実績を積み上げる副業の方が、長期的には安定しやすいです。
ポイント2:一つのことに集中する
最初から複数の副業を同時に始めると、どれも中途半端になりがちです。まず一つの副業で「少しでも稼げた」という経験を作り、それから次のステップを考えるのが得策です。
ポイント3:収入と支出を記録する
副業の収入も支出(ツール代・材料費など)も、ノートやアプリで記録しておくことが大切です。確定申告の準備になるだけでなく、自分の副業がどれくらい機能しているかを把握するためにも役立ちます。
ポイント4:体調を最優先にする
副業は収入を増やすためですが、体調を崩しては本末転倒です。睡眠時間を削って副業に取り組むのは避け、体調が悪いときは無理せず休む判断も大切です。
ポイント5:一人で抱え込まない
わからないことがあれば、サービスのサポートや家族・友人に相談しましょう。オンラインスクールを利用している場合は、担当者に質問することも大事です。NewMAの無料相談のように、気軽に相談できる窓口を活用するのもよい方法です。
シニア副業の市場はこれからどうなるのか
2026年以降も拡大が続く理由
高齢者・シニアの副業市場は、2026年時点でも拡大が続いています。背景にあるのは、企業のデジタル化推進と、在宅でできる仕事の増加です。企業側も「経験豊富なシニア人材」を必要とする場面が増えており、需要と供給のバランスが変わってきています。
AIツールの普及も、シニア副業にプラスの影響を与えています。たとえばライティングの仕事では、AIを補助的に使うことで作業効率を上げることができます。完全にAIに任せるのではなく、「人間の経験や感覚」を活かしながらAIをサポートとして使う方法が、現場では重宝されています。
シニア向けのAI活用副業の始め方についても、こちらの記事で詳しく紹介しています→ AI副業の始め方【シニア向け入門ガイド】
シニアの強みを活かせる時代
若い世代にはない「経験の深さ」「人生から来る視点」「継続的な信頼」は、副業においても価値があります。数十年の社会経験や、子育て・家事・趣味を通じて培ってきたものは、簡単には代えられないスキルです。
「自分には何もない」と感じても、整理してみると「これができる、あれを知っている」という資産が見えてくることがあります。副業は、その資産を活かすためのひとつの方法です。
同じくシニア向けの副業全般については、こちらもあわせてご覧ください→ 60代から始めるシニア副業の選び方と注意点まとめ
まとめ:シニア副業は「小さく始めて、長く続ける」が鉄則
この記事でお伝えしたことを整理します。
- 2026年は在宅・オンライン副業の選択肢が広がり、シニアでも取り組みやすい環境が整っています
- ライティング、アンケートモニター、ハンドメイド販売、オンライン講師など、経験や趣味を活かせる副業は多数あります
- 収入の目安は個人差が大きく、すぐに稼げるという保証はありませんが、継続すれば小さな収入が積み上がっていきます
- 詐欺・トラブルを避けるため、初期費用不要・運営情報が明確なサービスを選ぶことが大切です
- 何から始めればよいか迷ったら、まず無料相談や情報収集から始めてみましょう
副業は「挑戦」であり、うまくいかないこともあります。それでも、小さく始めて、自分のペースで積み上げていくことで、少しずつ前に進める副業の形が見えてきます。
まず一歩として、NewMAの公式無料相談を使って「自分に合った副業の始め方」を確認してみることも、選択肢のひとつです。相談は無料で、その後に必ず申し込む必要もありません。「話を聞いてみるだけ」という気持ちで利用できます。
焦らず、無理をせず、でも一歩踏み出してみる——それがシニア副業を長続きさせるもっとも大切な姿勢です。

